2021.05.10

池田よしたか5月の活動報告 

5月6日(木)

本日の衆議院憲法審査会、9国会にわたり採決が先延ばしにされてきた国民投票
法改正案を採決し可決いたしました。
さて、与党わいせつ教員根絶立法WT事務局役員会、教員免許管理者(教員免許
授与権者)である都道府県教育委員会の全国組織、全国都道府県教育委員会連合
会の藤田祐司会長(東京都教育長)から法案に対するご意見を拝聴いたしました。
“わいせつ教員根絶法案”において、大変重要な権限と責任を担う免許授与権者=
都道府県教育委員会。
法案が成立すれば付託することになる新しい役割・責務について、国民を代表す
る国会議員として、子供たちをわいせつ教員から守るためと、藤田会長に心から
のお願いをさせてただきました。

5月7日(金)

本日の13時から衆議院議院運営委員会が開かれ、政府から緊急事態宣言の発出方
針について報告がなされました。
東京都、大阪府、兵庫県、京都府の4都府県の緊急事態宣言の来週11日までの期
限を今月31日まで延長することに加え、福岡県と私の地元愛知県を、来週12日か
ら今月31日まで緊急事態宣言の対象地域に加えることが報告されました。また、
まん延防止等重点措置の適用は、北海道、埼玉県、千葉県、神奈川県、岐阜県、
三重県、愛媛県、沖縄県の8道県に拡大されることも報告されました。日本国の
地域医療体制の現実を睨みながら、コロナワクチン接種を急ピッチで拡め、大中
規模民間病院による病床の確保に尽力し、感染拡大防止策の啓発、各給付金・助
成金による事業の継続や雇用の確保に手厚い支援を行うよう、引き続き政府に要
請してまいります。

5月8日(土)

この週末は、新型コロナウイルス感染防止に十分留意して、地元公職者と共に支
援者宅への挨拶回りを行っています。
わいせつ教員根絶立法作業の進捗状況やコロナ対策などの国政報告、また特にコ
ロナワクチン接種についての詳細情報をご提供しながら、近況についてお伺いし
ています。地元のお声を必ずや国政に活かしてまいります。

5月9日(日)

地元公職者(中里高之市会議長・岩本たかひろ市会議員)と共に参拝させていただ
いた諏訪山諏訪社の祈年祭から活動スタート、今日も地元支援者の戸別挨拶回り
に奔走しています。
地元の皆さま方の関心事はやはりコロナワクチン接種についてが大半です。
ご参考になればとコロナワクチンQ&A一覧表チラシをお配りさせていただいてい
ます。

5月10日(月)

今日も与野党の先生方に丁寧に法案概要のご説明、わいせつ教員から児童生徒を
守らねばならないという気持ちに与党も野党もないと信じています。
月曜定例の与党わいせつ教員根絶立法ワーキングチーム、第10回会合の今日、全
会一致をもって法案条文をワーキングチームとして最終的に確定させました。
今週は、自民党・公明党はもとより、野党各党においてもこの法案を党内でご審
議いただきたく、ご賛同を得るべく精進してまいる所存です。

 

5月11日

今日も各議員方々に法案説明、わいせつ教員根絶立法成立に向けた一日一日がと
ても大切な日々です。明日朝7時45分からの自民党文科部会にて法案条文審査が
行われます。
衆議院本会議では続々と上がり法案を採決、可決された法案は参議院へと送付さ
れていきます。
タクシー・ハイヤー議連&バス議連との合同総会が国会前の憲政記念館にて
開催され、コロナ禍で窮するタクシー・ハイヤー・バス業界の切実な現状とご要
望をお伺いいたしました。

5月12日

今朝は5時起きで、早朝開催の自民党政調文科部会の条文審査に備えました。
教員による子供たちへのわいせつ行為を大人の責任において根絶させるために、
5年以上の歳月をかけながらも諦めることなく取り組んできた新法案【教育職員
等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律(案)】が全会一致で了承され
ました。本当にありがとうございました。
これまでの紆余曲折を思うと、実に感慨深いものがあります。
野党各党との調整の上、来週には国会へ提出し、今月中にも法案を成立させてい
ただけるように全身全霊をもって精進してまいります。
さて、今日の文科委員会では一般質疑が行われました。なお、法務委員会では予
定通り質疑は行われたものの、入管法改正案(出入国管理及び難民認定法改正案
)の採決は見送られました。
会期末まで約1ヶ月となった今国会、毎日のように30近くの会議会合が日程表を
埋め尽くしています。気を引き締めてがんばってまいります。

5月13日(木)

早朝から部会や会議会合が分刻みの毎日ですが、わいせつ教員根絶法案の説明ま
わりは連日の日課です。
政務調査会文部科学部会での承認をいただいた今後は、政調審議会並びに総務会
(自民党最高意思決定機関)での承認が必要となります。
明日もタイト日程となりますが、法案への理解拡大に努めてまいります。

5月14(金)

文部科学委員会では著作権法改正案について審議、可決いたしました。デジタル
化・ネットワーク化に対応するための改正案です。
内閣委員会も同時開催、来月の会期末に向けて委員会が立て込んできました。
わいせつ教員根絶法案の説明まわりは、委員会や会議の合間の寸暇を利用して行
います。会期末まで時間がない今は、とにかく三度の飯より法案の成立に向けた
作業が大事。今この時もわいせつ教員に貶められて苦しんでいる子供たちの実情
を慮れば、法案成立に向けた決意と緊張が緩むことはありません。
党内手続きを慎重に進め、野党各党への懇切丁寧な法案説明を行ってご理解を経
た後、国会(衆議院)提出に向けた詰めの作業に入ります。

5月18日(火)

わいせつ教員から子供たちを守るために5年以上の歳月をかけてきた悲願の新法
【教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律案】が、自民党の政
調審議会と総務会(党最高意思決定機関)にて本日了承され、また夕刻の与党政
策責任者会議でも了承、これで自公党内手続きは全て完了いたしました。
今日の昼前、入管法改正案の廃案と法務委員長解任動議の取り下げが急遽決まり
、国会が正常化しました。
国会の正常化にともない明日の文科委員会理事懇がセット、わいせつ教員根絶法
案の国会提出がいよいよ俎上にあがることとなりました。
さて、党本部で開催された雇用問題調査会では、コロナ禍により深刻な影響を受
けている業界団体(タクシー・ハイヤー・トラック・旅客船・旅行業・鉄道・旅
館ホテル等々)から、ワクチン接種でコロナ禍が落ち着くまでの雇用調整助成金の
延長要望等をヒアリング。
国民の生命も戦後最悪となっている日本経済もワクチン接種如何にかかっている
のは明らか、とにかくワクチン接種が急がれます。

5月19日(水)

昨日の総務会了承を受けて、自民党国会対策委員会へのわいせつ教員根絶法案説
明が今朝行われました。
そして文科委員会理事懇談会において、明後日21(金)13時10分からの衆議院文科
委員会日程が確定。議題はわいせつ教員根絶立法(議員立法)【教育職員等による
児童生徒性暴力等の防止等に関する法律案】の審議・採決。いよいよ、国会への
法案提出となります。
わいせつ教員から子供たちを何としても守らねばと、教育職員免許法の改正に取
り組み始めてから5年以上の月日が経ちました。新法案の説明に加え今日までの経
緯や艱難について、安倍晋三前内閣総理大臣にご報告。1時間にも及ぶ懇談で激励
薫陶をいただいてまいりました。
今日も早朝から会合が立て込む中、婚姻前の氏の通称使用促進議連第二回総会が
自民党議員約140名の登録をもって開かれました。櫻井よし子先生、八木秀次先
生、今日も本当にありがとうございました。

5月20日(木)

明日の衆議院文部科学委員会において、与野党(自由民主党・公明党・立憲民主
党・日本維新の会・共産党)共同提出法案として審議されることになった【教育
職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律案】。
手塩にかけてきた法案がいよいよ委員会に付託されること、発議者として関係各
位の皆さま方に心からの感謝を申し上げたいと思います。
さて、今日も早朝から喧々囂々侃々諤々の議論が各会議で行われました。新型コ
ロナウイルス感染症対策本部では、ワクチン接種対策についての要望が飛び交い
ました。
医師だけに協力要請するのではなく、歯科医師、看護師(潜在看護師)、薬剤師、
獣医師、とにかく可能な限り打ち手人材を増やしてワクチン接種を急がねばなり
ません。
国民が安心できる暮らしを一日も早く取り戻すためには、急ピッチなワクチン接
種が不可欠です。

 

5月21日(金)

起立総員。
歴史的な法案可決の瞬間でした。
なんと所属全会派が国会への法案提出者となったわいせつ教員根絶法案、所属衆
議院議員全ての賛同を得て、衆議院文部科学委員会にて可決していただきました

本日13時10分より開会された文部科学委員会、わいせつ教員から子供たちを守る
ための議員立法【教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律案】
の審議。
法案提出者として答弁席にて審議に臨み、採決時は理事席に移動、関係する全て
の皆さま方のお力添えで歴史的な瞬間を迎えることができました。わいせつ教員
から子供たちを守る法整備に大きな大きな前進、御礼感謝の気持ちでいっぱいで
す。本当にありがとうございました。
もちろん法案が国法として成立するまで、まだまだ気を緩めるわけにはいきませ
ん。
来週火曜に衆議院本会議を通過させた後、直ちに参議院へ法案を送付。参議院文
教委員会、そして参議院本会議で可決承認していただけるまでは、緊張感が途切
れることはあり得ません。さらに気を引き締めてまいります。

 

5月24日(月)

今週も月曜日から重要会議日程が並びます。
安倍前総理が会長を務める経済政策の議連、その注目度は高く、参加議員よりも
取材するマスコミの方々の方が多かったように思います。
新国際秩序創造戦略本部では、日本の経済安全保障を確保していく戦略提言につ
いて議論。
JC時代からの盟友、平将明議員がDFFTの重要性について改めて言及。
DFFT(データ・フリー・フロー・ウイズ・トラスト プライバシーやセキュリテ
ィー・知的財産権に関する信頼を確保しながら、国境を意識することなく、“信
頼性のある自由なデータ流通”を国際的に促進していこうとする考え方)は、2019
年1月のダボス会議において安倍総理が提唱したものです。
安倍総理の提唱に沿って、同年6月のG20大阪サミットでは、DFFTに基づいた
ルール作りを進めるための「大阪トラック」が立ち上がりました。
デジタル時代の国際経済新秩序として、その問題意識を各国間で必ず共有してい
く必要があります。

 

5月25日(火)

本日13時に開会した衆議院本会議。
開会10分後に“その時”はやってきました。
議長『本案を可決するにご異議ありませんか。』
全議員『なし。』
議長『ご異議なしと認めます。よって本案は可決されました。』
“その時”感謝の気持ちで胸がいっぱいになり、議席にてこうべを垂れました。
子供たちをわいせつ教員から絶対に守らねばならない、その一心で5年余りにわ
たり心血を注いできた、わいせつ教員根絶法案【教育職員等による児童生徒性暴
力等の防止等に関する法律案】が、衆議院本会議において全会一致で可決承認さ
れました。
国民を代表する衆議院議員全議員が賛成しての法案可決の意義は大変に大きいも
のがあります。
これまで法案作成に協力してくれた同僚議員や、関わっていただいた全ての方々
に、言葉にできないほどの感謝の気持ちを込めて、心からの御礼と感謝を申し上
げたいと思います。
誠にありがとうございました。
関係各位の皆さま方のご尽力のおかげで、日本国の教育現場は、子供たちがわい
せつ教員から性暴力被害を被ることのない教育現場へと、この法案成立をもって
今後必ず変わっていくはずです。
衆議院本会議での可決承認を受け、法案送付された参議院の文教科学委員会が明
後日27日(木)にセットされました。
私も法案提出者として、答弁に立たせていただきます。
子供たちを守ることは、まさに大人の矜持であり責任です。
衆議院議員としてはもちろんのこと、大人としてその責任をしっかりと果たして
まいります。

5月26日(水)

本日は、所属する内閣委員会と文部科学委員会の二本立て日程、内閣委員会の重
要土地等調査法案の質疑は5時間、文部科学委員会の一般質疑は3時間行われまし
た。
6月16日の会期末まで残り3週間となった国会日程、衆参で審議を待つ法案もま
だあります。2年ぶりとなる党首討論の開催も取り沙汰される中、予定どおりに
法案審議が進むことを願っています。
さて、明日はいよいよ参議院の文教科学委員会において、衆議院提出議員立法
【教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律案】のご審議をいた
だきます。
5会派(立憲民主党・日本維新の会・国民民主党・共産党・れいわ新選組)からご
質問をいただき、私も法案提出者として答弁に立たせていただきます。そのため
、明朝は7時過ぎから打ち合わせ会議。
今夜は法案と一緒に寝ることにします。

 

5月27日(木)

『全会一致と認めます。』
本日10時55分、委員長の声が響きわたりました。
わいせつ教員根絶法案【教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法
律案】が、参議院文教科学委員会において、所属参議院議員全員の賛成挙手をも
って可決承認されました。
わいせつ教員から子供たちを守りたい一心で、5年以上の歳月をかけて本法律案
を発案し、その成立に全精力を注いできた者として感慨無量、感謝の言葉しか浮
かびません。
関係各位全ての皆さま方、萩生田文部科学大臣はじめ文科官僚の皆さん、衆議院
法制局や馳・浮島両座長をはじめとするWTメンバーの方々、大変貴重なご意見
をくださいましたWT来賓講師の方々、誠にありがとうございました。
委員会では重要かつ多角的なご質問をいただき、答弁者(衆議院文部科学委員長
代理)として真摯にご回答させていただきました。
明日の参議院本会議において、手塩に掛けてきたこの法律案が、いよいよ日本国
の法律となる予定です。

 

5月28日

【教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律】(略称:教職員性
暴力防止法)
令和3年5月28日11時48分、子供たちをわいせつ教員から守るための法律が、つ
いに日本国に生まれました。
『起立総員と認めます。よって本案は全会一致をもって可決されました。』
参議院本会議場に響き渡る、本法律案の可決成立を伝える参議院議長の声。
紆余曲折、艱難辛苦を乗り越えて5年余り、心血情熱全てを注いできた本法律案
は、本日ついに法律になりました。
全国民を代表する衆参国会議員が、全員賛成して生まれた法律です。
子供たちを守らねばならない大人の矜持・責任で生まれた法律です。
教員免許授与権者である都道府県教育委員会に、わいせつ教員に対する教員免許
再交付可否の裁量権を付与する法律案を発案してから本日まで、気を弛めること
なく精進できたのも、関係各位全ての皆さま方の子供たちを守らんとする情熱の
おかげです。
心から感謝御礼を申し上げます。
誠にありがとうございました。

 

5月31日

5月も最終日、国会会期末まで2週間余り、国会も地元名古屋も慌ただしくなって
まいりました。
わいせつ教員を二度と教壇に立たせないために心血を注いだ新法、教職員性暴力
防止法の立法に取り組んだ理由から成立までの5年余りの経緯について取材対応
の後上京。
自民党の新PT、教職員性暴力防止法の附則にも書かせていただいた検討条項、教
員以外の青少年(幼児・児童・生徒)に接する業務に就く者による青少年への性犯
罪防止体制の在り方や、青少年に性的な被害を与えた者に係る照会制度の在り方
を、様々検討するプロジェクトチーム(自民党青少年健全育成調査会・青少年へ
の性犯罪防止PT)役員による初会合が本日開かれました。
内閣府・総務省・法務省・文科省・厚労省・経産省・警察庁など関係省庁も多岐
にわたるPTです。
国会会期中は毎週月曜にPTを開催、来週再来週は関係者からのヒアリングを行う
予定です。